グループ基本方針

まちづくりグループ

副理事長  森長 泰志

 

 

人の移動拠点から物流の移動拠点へと発展を遂げた豊橋にも、全国的な社会構造の変化は押しよせてきており、住みやすさを形成しているまちとしての自立軸が大きくゆがみはじめています。また、我々が住まう豊橋は広域連携をする東三河の中核都市に位置し、そのゆがみは広域連携を形成する8市町村においても同様に発生しており、地域の問題に取り組む広域連携の進むべき道筋すら未来を見通すのは難しい状況にあります。今こそ、豊橋というまちの自立性と東三河という広域連携の公共性を、いきいきと協和させることのできるJCならではの施策が求められています。

これまで築いてきた住みやすいまちの概念は、社会の発展にともなう生活の質の向上により、大きな転換点を迎えています。また、社会の構造変化は住みやすいまち豊橋にも急速な高齢化と・人口減少といった社会問題を生み出し、このまちから流出している年齢層を食い止めることが、豊橋で取り組むべき課題の最前線にあります。まちから流出していた年齢層を新しき人達としてこのまちに集う魅力を考える必要があります。ただ、経済を主軸としたまちづくりが根幹にある以上、この土地固有の文化や仕事を糧に日常生活をおくれなければ定住は難しく、新しき人達が今までにない視点で活躍でき賑わいを産むまちづくりこそ、発展へと繋がる可能性があります。そして、新しき人が賑わいを産むことで新種の価値観を産み、地方にありながら時代を切り拓く力を秘めたまちTOYOHASHIの在り方が世界に輝きます。一方で、東三河という広域的な視点でこの地域を考えるとき、場所にとらわれている仕事の問題が地域課題の最も大きな点にありました。社会動向の変化に伴って、働き方や日常生活の中での生き方が多様化した現代では、生きていく糧である仕事は必ずしも場所にとらわれなくなりました。東三河という広域的な距離感をもった連携においてこそ、グローバル化やIT化によって生み出される新たな価値を活用することで、この地域の持つ素晴らしい資源を最大限活かすことにつながると考えます。

TOYOHASHIとしての新たな独創的な視点と東三河8市町村と手を携える広域連携の視点という異なる視点を持つことで、一方通行の発想ではない多角的な発想を生み出すことにつながります。この多角的な視点こそまちづくりの本質へと迫る視点を養うことができ、この視点を一人でも多くの人に伝播することで、燦然と輝く明るい豊かな社会への実現となることを確信しています。