副理事長 天野 正樹
誰もが予想できない事態がまちやひとの生活を変え、社会のシステムをも変えてしまうこととなりました。私たちが住まうこのまちにも影響がでており、伝統文化の継続や各地域での自治体の取り組みなど、未だに制限がされております。それに伴い、心を育む環境の減少、地域を巻き込む機会を創出できにくい状況により、まちの活力が低迷しております。社会の変容により都市部から他地域への分散がなされ、このまちにも関係人口や流入人口の兆しが見えております。また、このまちは東三河の中核都市として位置しており広域連携を形成して参りましたが、昨今の社会情勢により他地域とのつながりが希薄化しているのも現状であります。この地域に住みたい、関わりたいと感じていただくためには青年会議所の発信を行うと共に、この地域に最大限の運動を展開していく必要があります。
青年会議所は社会変革団体です。だからこそ、このまちをより発展させ効果的な運動を継続させなければなりません。まちをつくり、ひとを創る。意識を変え、行動を変える。広報はすべての運動の根幹でもあり、この地域の魅力や特色、組織としての運動の発信を推し進めていかなければなりません。我々も社会変容に柔軟に対応し、変えていかなければならないもの、変えなくてもいいもの、その見極めをしながら、地域を巻き込むために、最大限の運動を展開していきます。一人ひとりの意識を変えることでまちが変わるのであれば、この地域に住みたい、関係したいと思える魅力を発信し、このまちに関わるすべてのひとが想い合い誇れるまちとなるようにまちづくり運動を展開して参ります。また、豊橋という特色を活かし、広域連携をより強固にすることはもとより、豊橋が 市町村と市民とのハブとして「東三河はひとつ」を推進し、各地域の魅力を地域に住む方や関係人口への増加の糸口として課題解決に取り組み未来を見据えた運動を起こしていきます。この地域に住む一人ひとりがまちやひとを想い、豊橋という特色を理解し、魅力あるまちだと認識することで、自主的に課題解決に取り組み、まちが醸成され、関わりたい、住んでみたいまちへと発展をしていきます。そして、関係した方が、東三河の魅力にも触れることで、この地域の特色を理解しまちの発展への一助となります。我々青年会議所もまちを想い運動を展開しております。5 年、10 年先の未来を見据え、より大きな運動をまちに起こしていきます。どのような時代や状況が来ようとも率先して課題を解決する。いつの時代も社会を変えるのは我々 JAYCEEなのだから。