副理事長 林 太造
豊橋青年会議所は 71年という歴史の中で、青年会議所の活動理念である「修練」「奉仕」「友情」を念頭に、「明るい豊かな社会の実現」を共通の理想とし、会員相互の啓発と交流を図り、公共心を養いながら、地域との協働により社会の発展に貢献することを目的に青年会議所活動を行ってきました。その活動理念や目的は不変的でありながらも、豊橋青年会議所という組織内部は、時代と共に会員の減少やコロナ禍による会員の経験不足という現実があります。それに伴い、組織が弱体化としているのは事実であり、組織の在り方を見直す時期にきているのが現状です。今後も活動理念や目的を主軸に持続可能な組織で在り続けるためにも、今ある規律や規則、組織運営の部分を時代に即した在り方に昇華させ、対話と調和を軸とした会員の皆様がまち・ひと・組織に「想いやり」を持てる組織運営を行う必要があります。まずは、会員の皆様がまち・ひと・組織に「想いやり」を持てる組織運営を行うために、規則・規律を遵守するだけではなく、常に適切なのかを見極め、従来から引き継がれている慣例も含め、変えるもの変えてはならないものをしっかり精査し、会員の皆様が活動しやすい環境づくりに努めます。そして、LOMの下支えとして「会議所」であるからこそ円滑な会議の運営を行うために、常に委員会との連携を怠らず、役職というものに囚われず垣根を超えた対話を行うことで、相互理解を深め、スムーズな会議運営を行います。さらに、会員の信頼と付託に応える組織であるために、予算の活用方法だけではなく、費用対効果は勿論のこと、委員会の想いを反映できる予算編成を心掛けます。また、理事長を輝かせる渉外という役割において、常に報告・連絡・相談をスムーズに行い、豊橋ブランドに相応しいアテンド業務を行います。そして、組織の方向性を共有す総会という場において、議決権を行使する意味・意図をしっかりと理解していただき、会員の皆様が同じ「想い」で活動・運動ができるよう尽力します。さらに、会員同士の啓発・交流という部分において、会員同士の距離が深まり、互いが高め合える場を創出するために、時代に即した企て方を展開します。時代に沿った組織となることは運動の発信力を高めると共に、次年度以降へも財産として引き継がれます。会員同士が楽しく前向きにメリハリのある活動ができるよう尽力し、会員の皆様がより豊橋青年会議所を大好きだと「想える」組織にして参りますので、一年間どうぞよろしくお願いいたします。