委員長 安形 祐一
東三河は、地域の特性を活かし豊かな自然と世界にも誇れる工業を併せもち、独自の文化を醸成しながら発展を遂げた魅力ある地域です。近年は新しいインフラが整備されるなど、東三河が持つ交通網はさらに拡大します。また、情報化社会の発達は情報の選択に自由を与え、人々の価値観が多様化する一方、日本全体では人口減少の波が押し寄せ、多様化する価値観の尊重は、より一層重要視されています。その波は東三河も避けられず、沢山の潜在的な魅力がありながら、地域住民がこれまで継承してきたまちの文化や伝統や産業が衰退していく可能性があります。持続可能な地域を創るために、豊橋青年会議所が、東三河に潜在する地域資本となりうる地域資源に着目し、国内外から訪れたいまちへと変化を起こすことが必要です。
まず、広域まちづくり委員会では、各まちづくりに関わる関係諸団体と連携し課題を抽出します。それらの課題と共に、各地域にある潜在的地域資源を洗い出し、8 市町村が持つそれぞれの特色や価値を軸に、それらを地域資本として活かし、それぞれの地域のブランド力を強化します。そして、それらの地域資本を融合させ、東三河全体がさらに大きな価値となるべく発信をしていきます。発信の強化拡大を図ることで広域連携の強化を行い、強い地域の発展を目指します。さらに、各地域の関係諸団体と手を取り合い、まちづくりのあるべき姿の方向性を示し、国内外問わず地域資本の発信を強化することで訪れるべき地域となり、この地域の魅力や可能性をより深く知っていただきます。また、豊橋青年会議所は広域にある地域資本の拡充をさせることで、地域の可能性を引き出す運動の起点となります。
本年度、広域まちづくり委員会は「東三河はひとつ」という合言葉と共に、東三河にある地域資本を活用し、各地域の魅力を多くの人々へ発信していきます。8 市町村の行政、民間企業が地域資本を深く理解し、東三河に住まう一人ひとりが主体的にまちづくり運動を継続することで、東三河全体が発展する契機となり、広域連携が強化され、活気にあふれた東三河となります。豊橋青年会議所が和を以て貴しとなす精神で発信することで、これまで以上に各地域が議論や協力を重ね尊重し合い、さらに強い絆で結ばれた東三河に変わります。東三河地域のリーディングLOM である、豊橋青年会議所が中心となって始まるこの運動は、やがて三遠南信にもつながり、運動の拡大は広域に届き、未来が明るい豊かな社会につながることを確信します。
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副委員長 水澤 康文 |
副委員長 望月 計利 |
卒業生 内藤 貴教 |
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委員 森下 広光 |
委員 山本 明洋 |
新入会員 小池 将平 |
新入会員 禰津 昌文 |