委員長 藤城 靖士
かつては、親以外にも多くの大人が子供に接し、地域において子育てや家庭教育を支えるしくみや環境がありました。しかし、環境の変化などにより、近所付き合いや地域住民同士の集まる機会が減少し、関係性が希薄となり、地域全体で子供を見守る意識が減少してきています。幅広い年齢や世代と交流する時間は、子供にとっては様々な価値観に触れる機会となり、大人と関わることで学校や家庭では学べない知識や経験を得ることができます。だからこそ地域の大人は改めて、地域教育の大切さを考え、地域全体で子供たちを教育していくことの重要性を学ぶ必要があります。
まずは、大人たちには地域教育がなぜ必要なのかを知っていただき、自身が子供の頃に当たり前だったことなど、環境の変化に気付いていただくことで、地域の子供たちへの関わり方の重要性に気付いていただきます。そして、昔の大人たちが当たり前にやってきてくれたことを改めて見つめ直していただき、必要性をより感じることで主体的に地域への活動を意識するきっかけをつくります。さらに、共通認識ができた状況で、どんな行動ができるのかを考える意識を持つことで、今までより地域の活動に興味を持つことができるようになります。また、興味を持った大人が主体的に体現しつつ、大人が楽しむ姿を見せることで横のつながりが広がり、地域との関係性が深まることが地域教育の推進につながります。
大人は子供の成長を誰よりも願っています。大人たちが地域教育の大切さを理解し、主体的に行動することで、地域教育が充実し、地域内の関係性が向上されていきます。また、一人ひとりの共通認識が芽生えることで、小さな地域の活性化につながり、その先には豊橋全体が活性化され地域全体で子供を育てていく地域愛が育まれる土壌が醸成されていきます。そして、地域教育が当たり前となった社会では、地域愛にあふれ、個性が生きいきと輝くまちとなっていきます。ひとがまちをつくり、賑わいと活気を生み、そのエネルギーによってさらに多くの人々が引き寄せられていきます。大人たちの行動が子供たちへと伝播することで、豊橋が魅力的なまちへと発展成長していくと確信しております。
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副委員長 浅井 数喜 |
副委員長 入山 光 |
副委員長 尾前 達也 |
卒業生 印貢 寛貴 |
卒業生 田邊 健介 |
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委員 大林 由昇 |
委員 芝本 晃基 |
新入会員 仲井 正英 |
新入会員 松下 友規 |